motor1.comで少し珍しいジムニーの記事を見つけたので、翻訳してまとめました。
ジムニー、「コレクターズアイテム」?
4×4コレクターの中でアイコンといえば、JEEPチェロキーオリジナル、WRANGLER、トヨタ4Runner、日産PATHFINDER、いすゞTrooperなどがあげられる。
どれも4×4SUVマーケットでしのぎを削って優劣を競い合った猛者たちだ。
しかし、そのなかでも一等目を引くのはこの小さな小さなピックアップトラック、そうスズキのジムニー「サムライ」だ。
「ズキ」、「サミ」などの名で親しまれたこの87年製のジムニーは、その小ぎれいな見た目からも大切に扱われたであろうことが想像に難くない。
この車両はここ最近eBayでリスティングにあげられたばかりだ。
走行距離はたったの59,900マイル、10万kmにも満たない。
もしもあなたがコレクターで、クラシックなJEEPを探してリスティングをまめにチェックしているのなら、このサムライはあなたのこれまでの価値観を180度反転させる車かもしれない。
サムライ in the U.S.
このジムニー・サムライが最初にUSマーケットに上陸したのは1985年のことだ。
パーツからデザインから、ただひたすらシンプルさを貫いたデザイン。
全輪駆動、時代遅れのスプリング、殺風景な車内、そして、どんな過酷な扱いを受けてもただひたすら仕事をこなす、にわかに信じがたい耐久性のエンジン。
比喩などではない。
もはや恥知らずとも言える飾り気も装備もないジムニーは、その身軽さと安定した足回りで当時SUVマーケットで主流だったライバルSUV勢を幾度も負かしてきたのだ。
80年代後半から90年代前半にかけては、アメリカ中のどのオフロード・トレイルでもサムライが自身の倍ほども大きさのあるWrangler、4Runner、Bronco(フォード)の周りを素早くちょこまかと動き回る姿を目にしたものだ。
ジムニーの人気は国内だけじゃない!アメリカでも再販を希望する声は多い!
モデル詳細
このジムニーは”JX SE”と呼ばれるモデルだが、Barnfindsの情報によるとJXモデルはインテリアが若干グレードアップされているという。
また、”SE”パッケージにはホイール、2トーンペイント、マッチングインテリアなどが含まれている。
このリスティングによると、写真のジムニーの走行距離は現所有者が購入した2009年以降たったの1,500マイル(約2,400km)だという。
年式の割に見た目も綺麗な車両という印象だ。
値段も4,500ドル(日本円で50万円ほど)とお手頃なので、興味がある人はぜひ所有者にコンタクトを取ってみてはいかがだろうか。
オリジナル記事(画像ソース):This ’87 Suzuki Samurai is the 4×4 Collector’s Jeep Alternative
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